不動産や株式など、投資を始めようと思っている方は、「キャピタルゲインって聞いたことがあるけど、どういう意味?」と思われているかもしれません。
キャピタルゲインとは、保有している資産を売却することで得られる利益のこと。
この概念を念頭に、どこまで利益を出していくか、どこで確定させるかを考えるのが、投資のポイントとなります。
ここでは、キャピタルゲインについて、周辺知識をまじえてご紹介します。
投資を初めてスタートさせる方、実はあやふやなまま運営していた方は、ぜひ最後までお付き合いください。(さくっと読めます!)
キャピタルゲインとは?例を紹介
冒頭で少し触れましたが、キャピタルゲインとは、「保有している資産を売却して得る利益」のことを指します。
たとえば、株式の場合。
購入時には40万円だったとしましょう。
それが、時間を経て50万円になったとき、「いま売却すれば10万円のプラスだ」と判断するわけです。
その10万円から手数料や税金を差し引いて算出したものが、利益。
この利益を、キャピタルゲインと言います。
キャピタルゲインは、投資全般で使われる言葉。
分かりやすく株式で例を出しましたが、不動産や貴金属などでも、同じです。
インカムゲイン、キャピタルロスとは(類語紹介)
キャピタルゲインと同様に、投資の際によく耳にするのが「インカムゲイン」と「キャピタルロス」です。
インカムゲインは、「資産を保有していることで得られる利益」、キャピタルロスは「売却したことによって出た損失」のことを指します。
わざわざロスを狙う人はいないと思いますが、投資を行うにあたっては、このまま運用を続けて利益を得る(=インカムゲイン)のがいいか、それとも手放して利益を得る(=キャピタルゲイン)のがいいかを天秤にかけ、判断していく必要があるのです。
不動産投資ではキャピタルゲインを狙いやすい
さて、キャピタルゲインについて言葉の意味をご説明しましたが…
この記事を公開しているTrees株式会社は不動産会社なので、少しそちらにフォーカスしたお話もしたいと思います。
キャピタルゲインを得ようと思ったら、基本的に「買った時よりも売る時のほうが価値が上がっている」必要があります。
諸説あるものの、不動産投資では、このキャピタルゲインが狙いやすいと言われています。
その理由は、以下の3つ。
- 長期的なインフレを利用できる
- 土地価格を見越して購入できる
- 適切な管理で価値下落を防ぎやすい
一つずつ、ご説明しましょう。
長期的なインフレを利用できる
不動産投資の特徴にも挙げられるのですが、「長期的なインフレを利用できる」のはキャピタルゲインを得やすい理由の一つ。
いま、日本は長期的なインフレのなかにいます。
身近なところでも、食品やガソリンなど、日用品がどんどん高くなっているのを感じている方もいらっしゃるかもしれません。
そうなると、相対的に、お金の価値が下がっていきます。
これまで1000円で買えていたものに、1500円を出さないといけなれば…
同じ収入だと生活が苦しくなっていくのは、想像に難くないですね。
ですが、その現金を物件に替えてしまえば、どうでしょう。
お察しの方もいらっしゃいますね。
インフレの波に乗って、資産価値を高めていくことが可能なんです。
さらに不動産投資の場合は、価値を高めつつ賃貸経営で毎月定額を得られます。
インカムゲインを得ながら、キャピタルゲインで利益を出すタイミングをうかがえるというわけです◎
土地価格を見越して購入できる
将来の価値をある程度見越せるのも、不動産投資の良いところ。
たとえば貴金属だと、これから先、価値がどのように変動するかを見越すのは、少し大変です。
株に関しても、刻一刻と状況が変わる世界情勢を鑑みなければならないので、一定の知識と経験が必要となります。
その点、不動産は価値を予測しやすいのが特徴。
地域一帯の開発状況(今後栄えることが予想される、反対に過疎化が進みそうなど)を知るのは、そこまで難しいことではありません。
さらに、物件購入時には、必ずと言っていいほど不動産会社の担当者がついてくれます。
株や貴金属は自分で判断して購入することがほとんどですが、不動産はプロの手を借りながら始めることができるのです。
物件がある地域は今どんな状況なのか、将来性はどうなのか。
しっかり分かっている不動産担当者から情報を得ることができれば、将来の価値を予測しやすいです。
ただし、気をつけるべきは不動産会社の選び方。
「売って終わり!」というような会社で購入してしまうと、あまり良い方向へは進めません。
購入前から話を丁寧に聞いてくれて、購入後のサポートが充実しているところを選んでくださいね。
適切な管理で価値下落を防ぎやすい
物件は管理を正しく行えば、劣化を防ぐことが可能。
それが、将来の価値下落を防ぐ解決策となります。
株式を購入した時に、いくら株のことを考えても大切に思っても、状況に変化はありません。
ですが、物件の場合は違います。
定期的に点検を行い、修繕をすることで、状態をキープすることが可能なんです。
ちなみに、この際にかかった費用は経費計上することで、不動産投資ならではの節税対策ができますよ◎
将来の価値が上がるか下がるか、ある種神頼みのようになってしまうこともある投資ですが、不動産の場合はある程度コントロールがきくんです!
キャピタルゲインを見越した投資運用を
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございます。
投資において頻出するワード、「キャピタルゲイン」とその類語、不動産投資との関係についてご説明してまいりました。
少しでも、お読みいただいた方の疑問が解決されていたら、嬉しく思います。
投資を行ううえでは、常に「キャピタルゲイン」の存在が気になるもの。
資産を増やすための投資ですから、いくつも選択肢を持ったうえで、最適な方法を選んでいきたいですよね。
ほとんどの方は、「いつかは手放して利益を得る」、つまりキャピタルゲインを見越した投資をされていることと思います。
後半お話しした通り、特に不動産投資においては、キャピタルゲインを得やすいこともしばしば。
インカムゲインと並行して進められるのも、大きなメリットです。
弊社では、まだ投資を始めるか迷っている方、始めたいけどどこから着手していいか分からない方など、ビギナーの方も丁寧にサポートさせていただいております。
「ご購入いただいてからが本当のお付き合い」だと思っているので、今後のライフプランに合わせた投資設計や、その時々でベストな選択を、ご提案。
今回ご案内したキャピタルゲインを見越した運営はもちろん、豊富な知識を基に、精いっぱい不動産投資のお手伝いをいたします。
もし、お困りの方やお悩みの方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にお声がけください。
しつこい勧誘や無理な営業は一切ございませんので、安心してくださいね◎
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