不動産会社からの営業・勧誘がしつこい、うざい…効果抜群な撃退法を紹介

不動産会社からの勧誘がしつこい…
非常識な時間に電話が来てしんどい
どうやったら営業マンを撃退できるの!?

という方は、今すぐどうにかしたい!とお困りかもしれません。

たしかに、ぐいぐいと、こちらの気持ちを考えずに押し付けてくる勧誘は本当に嫌な気持ちになりますよね。

せっかく物件の購入を考えていても白紙に戻したくなりますし、なにより一方的な営業・勧誘は本当に腹が立つことと思います。

ここでは、しつこい営業・勧誘をしかけてくる不動産会社の撃退方法をご紹介。
具体的にどうすればいいのか、分かりやすくご説明しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

>>不動産会社の選び方はこちら

 

このセリフで撃退!
しつこい不動産営業・勧誘にさようなら

しつこくて腹立たしい営業・勧誘に効くセリフ、というものがあります。

それは、「他でもう購入したんです」「監督官庁に相談しますね」

本当にこんな一言でいいの?と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
なぜこのセリフで撃退できるのか、ご説明します!

「他でもう購入したんです」で見込みゼロなことを伝える

「他でもう購入したんです」で見込みゼロなことを伝える

営業マンがしつこく連絡してくるのは、「この人は買うかもしれない」と思うから。

「間取りがちょっと…」と言えば「他の間取りもご紹介します」、「そんなにお金ないし…」と言えば「皆さんローンを組んでいます」、「興味がない」と言えば、「それは魅力を知らないからです!」などと、「ああ言えばこう言う」スタイルでどんどん攻め込んでくる人も多いです。

ですが、「他で、もう購入したんです」と言えば、「この人にいくら営業しても無駄だ」と分からせることができます。

営業マンも、趣味や暇つぶしで連絡してきているわけではありません。

「いくら営業をしても無駄だ」ということがはっきり分かれば、向こうも必要以上に連絡をしてくることはないですよ。

嘘も方便。
本当に迷惑なときはこの作戦を使ってみてくださいね。

「監督官庁に相談します」はかなりのパンチ力あり

「監督官庁に相談します」はかなりのパンチ力あり

「監督官庁」というのは、不動産業者を監督しているところ、つまり上の組織のことを指します。
管轄によって組織名は異なるのですが、それらをまとめて「監督官庁」と呼びます。

会社で例えるなら、パワハラ上司(=しつこい営業マン)と幹部・人事部(=監督官庁)という関係ですね。

不動産の営業や勧誘には、実は法で定められたルールが存在します。

そこから逸脱している場合、監督官庁から注意・業務停止命令が下ることになっているんです。

「言いつけるからね!」というような生ぬるいものではなく、「処罰対象になりますよ」という勧告に値します。

そのルールはいくつかあるのですが、代表的なものを挙げてみましょう。

  • 勧誘に先立って宅地建物取引業者の商号又は名称、勧誘を行う者の氏名、勧誘をする目的である旨を告げずに、勧誘を行う行為は禁止
  • 相手方が契約を締結しない旨の意思(勧誘を引き続き受けることを希望しない旨の意思を含む。)を表示したにもかかわらず、勧誘を継続する行為は禁止
  • 迷惑を覚えさせるような時間の電話又は訪問する行為は禁止

【宅地建物取引業法より】

つまり、

  • 名乗らずに電話かけちゃだめ!目的をはじめに言わないとだめ!
    例)「○○さんですか?実はこのあたりにお住まいの方におすすめの情報がありまして~」という電話
  • 相手が求めてないのに営業しちゃだめ!
    例)「結構です」と言っているのに営業や勧誘を続ける
  • 早朝や夜間(夜9時から朝8時)、仕事中に営業しちゃダメ!
    例)非常識だと感じるタイミングでの営業

ということです。

「自分が受けている営業に当てはまっている…」という方も多いかもしれません。

これらはすべて法律違反。

先ほどお伝えしたように、業務停止命令などの対象になります。

それを、不動産会社が「知らないわけがない」ですし、万が一知らなかったとしたら、そんな会社には不安しかありません。

喧嘩腰をする必要はありませんが、ナメられないためにも、「監督官庁に相談します」と伝えましょう。

物件の購入は考えているけど連絡がちょっと…という場合

不動産会社からの営業・勧誘がしつこい、うざい…効果抜群な撃退法を紹介

ここまでは、きっぱりと断る方法をお伝えしてきましたが、なかには「この会社で考えてはいるんだけど、ちょっと連絡のタイミングが…」という方もいらっしゃるかもしれません。

あまりにも無礼な場合は、ほかの会社にした方がいいと思いますが…
微妙なラインの営業マンも、いますよね。

「熱心で丁寧でいいんだけど、ちょっと時間が遅いんだよな…」という人も、少なくないです。

そういう場合には、予め、もしくは連絡のタイミングが微妙だなと思った時点で、こちらから連絡方法や時間を指定してみてください。

法律で「迷惑を覚えさせるような時間の電話又は訪問する行為は禁止」と定められているので、こちらの希望に沿ってくれるはずです。

もし、それでも直らないようであれば、その会社とのお付き合いは再考したほうが良さそうです。

不動産会社が全てしつこい勧誘をするわけではない◎

不動産会社からの営業・勧誘がしつこい、うざい…効果抜群な撃退法を紹介

ここまでお付き合いいただき、ありがとうございます。
しつこい営業・勧誘を撃退する方法を、お伝えしてきました。

たった一言のセリフで、本当に大丈夫なの?
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが…

ぜひ試してみてください。効果てきめんのはずです。

ただ、すべての不動産会社がしつこい営業・勧誘をするわけではないことも、お伝えしておきましょう。

「居住用」「投資用」「資産の一つとして」など、不動産購入には様々な目的がありますが、本当にお客さんのことを考えている不動産会社も、たくさんあります。

問い合わせをしてみて、その対応に何か不安を感じたら、そこでお付き合いをやめたらOK。

その後向こうがしつこいようであれば、今回お伝えした撃退法を使ってみてくださいね。

もしも、「投資用不動産」にご興味のある方は、以下で「会社の選び方」を詳しくご紹介しています。

ぜひ参考になさってくださいね。

失礼な不動産会社からの営業・勧誘であなたの大事な時間が奪われないよう、今回の記事がお役に立ったら幸いです。