将来の貯蓄のため、財産を効率よく増やすため、不動産投資をしてみようかな…
という方は、
「でも不動産投資って額が大きくて不安」
「なんだか失敗しそうで怖い」
と思われているかもしれません。
たしかに、「物件購入」が必要な不動産投資は、ハードルが高く思えてしまいますよね。
金額も、決して安くはありません。
インターネットやSNSには「失敗談」もたくさん出ていますし、実際、よく考えずに始めてしまうと、大きな損失に見舞われることもあります。
ですが、不動産投資は、きちんとポイントを押さえて運用すれば安定した利益を得ることができるのです。
ここでは、「不動産投資で失敗しないための5つのポイント」をご紹介。
ぜひ参考になさってくださいね。
不動産投資の失敗例から学ぶ!押さえるべき5つのポイント
- キャッシュフローを正しく理解する
- 現在の収入と購入金額のバランスを考える
- 空室リスクを念頭に置く
- 環境の変化を考慮する
- セミナーや塾に注意する
上記は、不動産投資で押さえておきたいポイント。
これらをスルーすると、痛い目に遭ってしまうかもしれません…
一つずつ、ご紹介します。
キャッシュフローを正しく理解する
まず大切になるのが、キャッシュフローを“正しく”理解することです。
キャッシュフローとは、お金の流れのこと。
たまに、
「物件のローンを月4万円にして、家賃を月6万円に設定したら黒字でいける!」
と単純に考えてしまう方がいらっしゃいますが、これはキケンです。
物件を所有するということは、修繕費や管理費も請け負うということ。
修繕費や管理費は月いくらかかるのかを、細かく計算する必要があるのです。
また、修繕費は築年数とともに上昇することもあるので、要注意。
現在だけをみるのではなく、数年後まで見越して考えておきましょう。
現在の収入と購入金額のバランスを考える
「後々のことを考えたら、高くてもいい物件を所有しておいた方が得!」
こんなふうに考えて、現在の収入と見合わないマンションを買って失敗…
というのも、よくあるケースです。
収入に見合わない物件を購入すると、全額ローンでの購入になって利息が高くなったり、月々の返済額が高額になったり…と、日々の生活を圧迫する原因になります。
生活にゆとりを持つための投資なのに、かえって今の暮らしがしんどくなったら…本末転倒ですよね。
ご自身のライフスタイルや人生計画にもよりますが、おおよそ2~3割の頭金が用意できる物件を選ぶのがおすすめ。
生活が安定します。
また、ある程度、頭金を用意することで銀行からの信用も得られます◎
空室リスクを念頭に置く
空室リスクとは、「入居者が見つからない」ために、家賃収入が途絶えてしまうことです。
常に入居者がいる、というのは理想ですが、なかなかそう思い通りにはいきません。
賃貸のメリットは気軽に引っ越せることですから、当然入居者が出ていくこともありますし、時期によっては次の借り手がなかなか見つからないことも。
ローン返済や修繕費積み立てといった支出がかさみ、大きな赤字になってしまいます。
そうならないために、予め空室リスクを見越しておきましょう。
具体的な対策としては、「家賃保証サービス」を導入していたり、「独自の集客ルート」を持っていたりする不動産/管理会社を選ぶのが有効です。
環境の変化を考慮する
物件を購入したときの状態が、ずっと続くとは限らないのも考慮すべきポイントです。
たとえば…
「節税を目的に始めたが、海外赴任になって意味がなくなった」
「大学の近くの物件だったので学生人気があったが、数年後キャンパスが移転してしまった」
実際に、こんなケースが見受けられます。
不動産投資が節税対策に効果があるのは間違いないのですが、それはあくまでも国内に住んでいる場合の話。
海外に移れば、所得税の対象から離れるため意味がなくなってしまうんです。
仕事や結婚で外国に住むことは絶対にない、というのであれば関係ありませんが、少しでも可能性が残るのであれば、頭に入れておきたいところ。
節税対策以外の目的を持っておくと、対応しやすいです。
物件の周辺情報も、同じことが言えます。
例えば「大学があること」だけに頼った場合、移転した際に入居者が集まらなくなってしまいます。
公園があって子育てしやすい、コンビニやスーパーが充実していて一人暮らしがしやすい、など複数の魅力がある地域を選びましょう。
また、地域の魅力という点では「今後需要が増える」ところを見据えるのもおすすめです。
- 駅前の開発が進んでいる
- 近く大型ショッピングセンターの誘致予定がある
など、情報を仕入れておきましょう。
セミナーや塾に注意する
意外と多いのが、不動産投資に関するセミナーや塾の費用が、見合わなかったというケース。
しっかり者で、「ちゃんと知識を入れなきゃ!」と思う方に多い失敗例です。
たしかに、情報や知識を自分で理解するのは、とても大切なこと。
ですが、その質や量、そして価値には敏感にならなければいけません。
「高額なセミナー代を取られた割に、あまりためにならなかった」
「セミナー参加特典で割安だといって、欲しくもない物件を売りつけられた」
こんなことにならないよう、気を付けてくださいね。
セミナーに参加することが必ずしも悪いわけではありませんが、高額すぎないかを冷静に判断しましょう。
また、物件を売りつけられそうになったときには、きちんとNO!を言えるよう気持ちを整えておくのも、重要です。
>>いつでも相談に乗ってくれる!Treesは投資初心者にもおすすめ
5つのポイントを押さえて“意味のある”不動産投資を
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございます。
実際によくある失敗例を基に、不動産投資で押さえておきたい5つのポイントをご紹介してまいりました。
見落としがちな点もあるので、不動産投資をお考えの方は、ぜひ参考になさってくださいね。
不労所得を得られ、自身が仕事をリタイアしたあとの安心材料になる、不動産投資。
今回ご紹介したことをきちんと考えて、無理のない計画さえ立てれば、大きく損をすることはありません。
加えて、いつでも相談できる不動産/管理会社を選べば、ますます安心です。
自分である程度の見通しを立てつつ、何か不安なことがあればプロに相談する。
この2本柱で、不動産投資の恩恵を受けてくださいね。
この記事を公開しているTrees株式会社では、「物件のご購入からがお付き合いのスタート」をモットーにお客様の不動産投資をお手伝いしております。
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